あれから、長い、長い、時が過ぎた。
アダラエの大きな樹は、枯れ果てて、朽ちて、もういない。
しかし、琥珀の珠に宿るアダラエの愛の欠片は、
もう、そろそろ蠢いて、動いて、立ち上がる時だ!