あれから、長い時が過ぎた。
アンヂュラは琥珀の珠になり、
小さな、小さな、小さな鳥のかたちの欠片となった。
その琥珀の珠にそっと耳をかたむけると・・・
やさしいアンヂュラの声が、懐かしい音色となって聞こえる。