アダラエは恋をした。
アンヂュラは渡る鳥。
その逞しい羽根が、出会った空のお話しを聞かせて、
わたしは黄金の月夜しか知らないの。
その美しい白蛇のクラリネットで酔わせて、
わたしの閉ざした鼓膜の扉を開けるわ。
アンヂュラとアダラエは恋に落ちた・・・